脳動脈瘤手術体験記

脳動脈瘤手術の体験記。脳動脈瘤手術の名医、手術費用、保険の適用など詳細を記録。

◆脳動脈瘤の発見

 脳動脈瘤は破裂してしまうと
●くも膜下出血
 となり、死亡率が非常いと言われております。

 この脳動脈瘤が破裂する前の状態の事を医学的には
●未破裂脳動脈瘤(みはれつのうどうみゃくりゅう)
 と言うそうです。

 未破裂脳動脈瘤は、もし発症しても自覚症状がない為、その発見がなかなかわかりません。

 しかも発生すると薬では治す事が出来ない為
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◆血管造影剤の不安

 未破裂脳動脈瘤を発見後、医師から手術を行うかどうかの説明を受けました。
 もし手術を行う場合は
●コイル塞栓術
●開頭クリッピング術
 の2つの手術方法があるとの事でした。
 ただしコイル塞栓術は診察を受けた病院では行う事が出来ない為、この時は開頭クリッピング術を検討する事になりました。
 開頭という言葉の通り、頭を切開して行う手術ですから大きな不安がつきまといます。
 しかし実は一番不安だったのは
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◆未破裂脳動脈瘤の再発から名医の情報探し

 開頭クリッピング術による手術は無事に成功しました。
 母は髪の毛がなくなり頭部に大きな傷跡が残りましたがこれで、くも膜下出血が発生する不安はなくなりました。
 しかし、手術から3年後、なんと未破裂脳動脈瘤が新たに2つ発見されたのです。
 サイズは2つとも5ミリ程度。
 頭部の両脇に未破裂脳動脈瘤が発生するという手術をするにしても少し大変な状況になっていました。
 開頭クリッピング術の後は、時々頭痛を訴えていた事もあり、今回もし手術をする場合は
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◆脳動脈瘤塞栓術の名医

 脳動脈瘤塞栓術の名医として日本の中でもトップクラスの医師は
●東京女子医科大学の比嘉隆(ひがたかし)先生
 でしょう。
 比嘉隆先生は脳動脈瘤塞栓術を700件以上こなしている予約1年待ちは当然の神の手と呼ばれるベテランの医師です。
 コイル塞栓術では血管内にカテーテルをいれコイルを通します。
 血管は非常に細く繊細であり、器用さ、そして何よりも手術の豊富な経験が重要です。
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◆年間300件以上の手術を行う脳動脈瘤手術の名医

 脳動脈瘤の手術の名医として日本の中でもトップクラスの手術件数の実績を誇るベテラン医師は
●旭川赤十字病院の上山博康(かみやまひろやす)先生
 で間違いありません。
 上山先生は開頭クリッピング術を含め、年間300件以上の脳動脈瘤の手術を行っております。
 そして手術の総累計はなんと
●20000件
 を超える大変経験豊富な外科医の先生です。
 しかし、全国から手術希望者が集まっているため、予約はほとんど取れません。
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◆2度目の手術について

 脳動脈瘤の手術に関しては、大きなリスクがつきまといます。
 この手術のリスクと、破裂してしまうリスクを推測し、手術を行うかどうかを検証するのが脳動脈瘤の手術の基本です。
 決して簡単な選択ではありませんが、不安を抱えるよりも今戦おうという事で、母は2度目の手術を行うことにしました。
 選択した手術は今回も「開頭クリッピング術」です。
 手術は無事終了し、その後の経過もよく退院する事ができました。
 コイル塞栓術(脳動脈瘤塞栓術)を選択しなかったのは、その確実性を重視した点と、技術力の高い医師が見つけられなかった為です。
 術後の看護なども考慮すると、例え名医とは言え、あまりにも遠方の場合は通う事ができません。
 こうした現実面を考慮しての判断でした。
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◆脳動脈瘤手術の費用について

 脳動脈瘤の手術をもし検討されている方は、その手術費用がやはり気になる部分だと思います。
 母が行った開頭クリッピング手術では、総額で60万円弱の費用がかかりました。
 実際の計算では脳動脈瘤の手術では「コイル塞栓術」「開頭クリッピング術」ともに
●約250万円〜300万円程度
 の手術費用がかかり、その3割が自己負担になるとの事です。
 幅が広いのは、症状の度合い、手術の程度により入院の日数が異なる為です。
 こうして見ると母の手術費用もぴったりはまります。
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